ご縁と巡り合わせにより、こつこつクリニックをこの地で開業することが叶いました。
もともと、父がリハビリテーション科で開業しており、内科や運動器疾患、脳血管疾患を診療しながら、自転車で地域の患者さんのもとを訪れて診療していました。その父の背中を見て育ってきました。
その姿を見て、私自身も、整形外科診療の研鑽を積みつつ、内科疾患の知識を積極的に学んできました。内科医との密接なコミュニケーションを通じて、可能な限り手術前後の患者さんのケアも自身で行ってきました。
大学では1年間、救急医療に従事して地方公立病院では、夜間も一人で内科・救急対応を担当し、日常的な疾患の診療は、今日に至るまで一貫して続けてきました。
父のクリニックでも、訪問診療を2年間経験しました（雨の日も父と同様に、自転車で走り回っていました）。在宅医療における運動器疾患の重要性を身をもって感じました。
ただ血圧や血糖の値を管理するだけではなく、食事、排泄、睡眠などの日常生活の問題に加えて、腫れや動きの不調にも対応することで、患者さんの生活の質（QOL）向上はもちろん、ご家族の負担も軽減し、通所・訪問による介護・看護も安心して取り組めるようになります。
こつこつクリニックでは、患者さんを中心に新たなチームを立ち上げ、診療を進めていきます。私自身の成長を続けつつ、信頼できる診療に加えて、愛を持ち、愛される暖かな医療を、チーム全員で体現できるように、日々邁進してまいります。
